未経験からフリーランスになる方法!最短の期間と必要なスキルは?

エンジニア
更新:2022.11.04
未経験からフリーランスエンジニアになる方法
  • 「未経験だけどフリーランスエンジニアになりたい」
  • 「何がどのくらいできたらフリーランスになれるかわからない」
  • 「最短でフリーランスエンジニアになるのにどのくらいかかるか気になる」

リモートワークで時間場所問わずに働くこともできるフリーランスエンジニアに興味を持った人に多い悩みですが、正しい学習方法やステップで進めば短い期間でスキルを身につけてフリーランスエンジニアになることができます。

この記事では実際にフリーランスエンジニアに最短でなるため、「未経験からまず何をしたらいいのか」、「タイプごとに適したステップ」を紹介します。

フリーランスエンジニアへの独立サポートや案件紹介を行なっている弊社が、実際に多くのエンジニアの方から「フリーランスになるために行ったこと」、「どのくらいの期間がかかった」など集めた情報なのでぜひ参考にしてみてください。

目次

未経験からでもフリーランスエンジニアになれる?

結論から言えば、未経験から多くの人がフリーランスエンジニアになって活躍しています。

ITエンジニアの需要が高い

  • 「IT業界の需要はこのまま続くのか」
  • 「エンジニアに将来性はあるのか?」

エンジニアになりたいけれど、このままエンジニアになっても大丈夫か、将来性があるのか気になる人も多いのではないでしょうか。

近年エンジニアの需要はますます高まっており、高度なスキルを駆使して活躍できるキャリアパスを実現することで安定して高収入が見込めます。

深刻なエンジニア不足

経済産業省によると2030年にはIT人材の不足数が最大で約79万人になるという試算が出ています。このIT人材というのはエンジニア以外も含んでいますがIT人材の代表とも言えるエンジニアも大幅に不足されると予想されます。
参考:経済産業省の調査(2019年3月)

企業もエンジニアの採用に困っているケースも多く、優秀なエンジニアは引く手数多な現状です。
さらに需要の多くなるAIやブロックチェーンなどの技術を扱えるエンジニアになることでより活躍することができるでしょう。

フリーランスという働き方が当たり前になってきている

最近ではフリーランスという言葉を聞くことも多くなってきていませんか?一昔前と比べて会社に属さずにフリーランスとして個人が活躍することも増えてきて、世間的にも一般化してきました。
コロナウイルスをきっかけにリモートワークを採用する企業も増えてきて、柔軟な働き方を受け入れてもらいやすくなりました。

企業にとってメリットが大きい

エンジニアを企業が採用して育成するのは大きなコストがかかります。
さらにプロジェクトごとに必要なスキルが違う場合などに必要な人数を揃えたりすることは困難です。そこで活躍するのがフリーランスのエンジニアです。

即戦力のスキルを持つエンジニアをプロジェクト単位で採用することで企業にとってもメリットが大きいのです。一つの会社で働くことのメリットもありますが、さまざまな企業のプロジェクトにフリーランスエンジニアとして参画することで得られるスキルや経験も増えます。

未経験や初心者向けの案件が増えている

エンジニアの需要の増加によりフリーランス向けの案件も高度な技術を要求されるものだけではなく、未経験や初心者向けが増えてきています。

実案件を通してスキルをあげることができれば、短期間でもフリーランスになることが可能です。
スキルが身につくかは本人次第ではあるので継続的な学習や情報を得ようという姿勢が重要になってきます。

エンジニアになるためのノウハウが確立している

プログラミングとか難しそう…と思う人も多くいると思いますが、学びやすい環境が整っています。

  • プログラミングスクール
  • エンジニアに関する知識を記録・共有するためのサービス
  • エンジニアのコミュニティやイベント

最近では上記のサービスなどが増えているのもあり、エンジニアになるための学習や情報交換がしやすくなってきました。1人で悩んだりつまずく可能性が減るので、仲間や先輩と共に学びながらエンジニアになることができます。

フリーランスになるまでの最短期間はどのくらい?

プログラミング完全未経験からフリーランスエンジニアになるためには、どのくらいの期間が必要でしょう?

実務経験が3年以上必要?

フリーランス向けの案件を紹介しているサービスや企業のエンジニア採用には実務経験3年以上と記載されていることが多くあります。求められているプログラミング言語の年数の場合も、プログラミング全体の年数の場合もありますが3年以上が条件にされがちです。

しかし、同じ3年の経験がある人でもスキルの幅には大きな差があります。
半年や1年程度の経験がなくても3年程度の人よりもスキルが高いということもよくあります。

そのため3年経っていなくてもフリーランスエンジニアになることは可能ですので諦めないでください。プログラミング能力だけではなくコミュニケーション能力など元々持っているスキルも大切なので年数ではなくあなたの価値をアピールしましょう。

最短を目指すなら特化すること

とにかく短い期間でフリーランスとして働けるようになりたいと思う場合は、「特化」を意識してスキルを身につけていきましょう。

例えば5種類のスキルの評価が20点くらいの人材に仕事は任せられないですが、1種類のスキルが80点であれば任せることができる気がしませんか?

中途半端にいろいろ触るよりも、1人で決まった役割を果たせるようになることが大切です。
インフラの構築や、1つの言語やフレームワークなどとにかく1つでも他の人よりも詳しい自信がある状態になりましょう。

必要なスキルは何?

フリーランスエンジニアに最短でなる場合に必要なスキルは何があればいいか気になると思います。単にエンジニアといってもさまざまな種類があるので求められるスキルが変わってきます。

アプリケーション開発を行うエンジニアであればプログラミング能力が必須になりますが、プロジェクトごとに必要なプログラミング言語が変わってきます。

まずは自分がどんなエンジニアとして活躍していきたいのか知る必要があります。

顧客や案件紹介元は事前に用意した方がいい?

会社員としてエンジニアをする場合には就職することを目指して、顧客については考えなくても問題ありませんが、フリーランスとして働く場合には自分で仕事を取りにいかなければいけません。

プログラミングスキルだけ身についても仕事がなければ稼ぐことはできないでしょう。
そのためフリーランスになる前に案件を得る準備が必要です。

自分の人脈で顧客を事前に用意するか、フリーランス向けの案件紹介サービスを使いましょう。

プログラミングの学習方法

プログラミングスクールを受講する

最近は多くのプログラミングスクールが設立されているのでお金を払えばプログラミングを学ぶことが可能です。

プログラミングスクールのメリット

  • 何をどの順に学習すればいいのか流れが用意されている
  • わからなかった場合に講師のサポートを受けられる
  • 就職サポートや保証がある場合も

一番のメリットは困った時にサポートがあったりするので挫折がしにくい点です。
学習する順番など流れもあるので、教材に従っていけば一定までのスキルを得ることができます。

プログラミングスクールのデメリット

  • 金額が高額な場合もある
  • 働きながらでも時間が取れないと進まない
  • 学習できる期間が決まっている

やはり受講料が一番大きいデメリットです。
自己投資として考えて早くエンジニアになって稼ぐことを考えることもできます。
お金だけ払って中途半端にやめるのが一番もったいないです。

独学でプログラミングに触れる

独学のメリット

  • 自分で調べる能力が身に付く
  • 自由に自分のペースで学習できる
  • 費用がかからない

エンジニアになってからもわからないことやトラブルは日々発生します。そんな時に自分で調べて解決できる能力が低いと困ります。お金を払って教えてもらえてあたり前ではなく実務と同じように自分で解決できる能力が先に身に付くと後から役立ちます。

独学のデメリット

  • わからない時に教えてくれる人がいないと困る
  • 自分で学習の管理ができないと進まない

独学で困った時に助けてくれる人がいない場合は、挫折してしまう人が多いかもしれません。
エンジニアのコミュニティに参加したり、質問サイトを活用することで他のエンジニアに助けてもらうこともできるのですぐに諦めずに頑張ってみましょう。

未経験でもOKな会社に入社する

プログラミング未経験でもエンジニアとして採用してくれる会社もあります。
会社ごとに研修を行なってくれるので、学ぶことができます。
まずはフリーランスになる前に就職してスキルを身につけてから独立するのも手段でしょう。

未経験でもOKな会社に入社するメリット

  • お金をもらいながら学ぶことができる
  • 研修の担当者がいるので困った場合も安心
  • 実務に直結したスキルを得られる

就職して仕事としてプログラミングの学習を行うため給料が発生します。スクールにお金を払ったり、貯金を削りながら学習をしないで済むのは大きなメリットです。
また、実際に会社内の実務で使うスキルを学ぶため短い期間で戦力になれます。

未経験でもOKな会社に入社するデメリット

  • 会社選びを失敗すると地獄
  • プログラミングを学べない場合もあり
  • 成長が遅いと切られることも?

お金をもらえるのに学べるなんて素晴らしい!と思うかもしれませんがブラックな会社も多いです。実際はプログラミング以外の仕事をさせられてエンジニアになれないケースや、研修での成長が遅い場合は切られてしまうこともあるようです。

まとめ

ITエンジニア需要の増加や、プログラミングスクールなど学習の支援サービスが増えてきていることもあり、未経験からでもフリーランスエンジニアを目指すことがしやすくなっています。

しかし、1ヶ月間少し勉強したらなれるとかでは当然ないので、本当になりたいのであれば努力する必要があります。自分自身に合った学習方法やステップでぜひフリーランスエンジニアを目指してみてください。

弊社のフリーランスエンジニアのサポートサービスである「TechUP」ではこれからフリーランスエンジニアになりたい人へのアドバイスや相談を受け付けています。
フリーランスを考えているけれど不安だなという方はご気軽にご相談ください!

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